庭の雑草

家の裏庭は目が届かない分、手抜きになってしまっている
せっかくだから除草する前にどんな草が生えているのかまとめてみた
まるで夏休みの植物採集のような感じになってしまった
全部はできないのでごく一部だけれどこうしてみるととんでもない庭の様子があからさまになり恥ずかしい限りである


ひるがお

その名前のとおり昼間に咲いている
一度蔓延ってしまうと地下茎を除くのが大変
あるとき、ちょっとお洒落な小料理屋さんの懐石にそえられていて妙に感動した
早速まねて食卓の箸置き代わりに添えてみたら家人に嫌がられてしまった
庭に絡まっている雑草と言うイメージが強すぎたのかもしれない
へくそかずら

綺麗な花が咲くが、臭い匂いがする
秋になると薄茶色の実をつけ、小鳥がたくさん寄ってくる
つる性なので瞬く間に増えてしま
母子草

春の七草のひとつ
葉に白い毛があり、赤ちゃんの舌に似ていることから付けられたとのこと
驚くことに昔はこちらが草餅の材料だったそうだ
掃き溜め菊

こんな可憐な花なのに、とんでもない名前がついている
牧野富太郎博士が、掃き溜め(ゴミ収集所)で見つけたところから名づけたそうだ
はこべら

春の七草の一つ
小さな白い花がたくさんつく
朝日が当たると花が開く
以前チャボを飼っていたが大好物だった

烏瓜(からすうり)

白い優雅な花は日が沈むと咲き出し朝になるとしぼみます
つる性で木に絡んだり草の上に伸びます
秋には朱色の楕円形の実がなりますが食べられません
みずひき(水引)

実にカギがあり衣服につきやすい
1メートルぐらいまで伸びる
どくだみ

最近の健康ブームで「ドクダミ茶」も人気だと言う
我が家の庭には何百本、あるいはそれ以上数え切れないほど生えている
抜いても抜いても抜ききれない
ぎしぎし(羊蹄)

根が強く、抜いても抜いても根絶できない
若葉を茹でて食べられるとの事だがちょっと遠慮したい
仏の座

半円形の葉が茎を取り囲んでつくようすを 蓮華座(れんげざ)に見立てたことから名がついたとの事。
春の七草の一つの”ほとけのざ”とは違う
姫踊子草

葉っぱは段々状になっている
たくさん集まると踊っているように見えて綺麗かも?
いのこづち(猪子鎚)

実にはとげがあり服につきやすい。
根は薬用になるらしい。
茎の節のふくらんだところを 猪の膝頭に見立てたとのこと。
いぬびゆ(犬ビユ)

気化植物
若芽を茹でたりてんぷらにするといいらしい
小さな花がつくが果穂は佃煮にもできるらしい
草丈は50センチくらい

ままこのしりぬぐい(継子の尻拭い)

小さくて可愛い花が咲くのだが、それにだまされてうっかり素手で触ろうものなら大変
茎には小さなトゲがたくさんあり、他の草にも絡んでいく
スベリヒユ

今年玄関先の庭にたくさん這い出し、いっせいに咲き出しました。
昨年「ポーチュラカ」をたくさん育てたのでそのこぼれだねかと楽しみだったが雑草だった
食用にできると聞いたがもちろん食べたことはない
耳菜草

繁縷(はこべ)と一緒に咲いていることが 多い
葉が「ねずみの耳」に似ていて、 食用にもなるところから”耳菜草”とのこと。
ねこじゃらし

幼い子供がよく遊んでいるのを見かける
この穂を猫の首に近づけて遊ぶと喜ぶところから名前がつけられたとのこと
大きく育ってしまうと実がこぼれてしまうので次の年は倍以上生えてしまいどうしようもなくなってくる
おおばこ

幼い頃、友達と茎を絡ませ強さを競った記憶がある
なかなか切れないもので結構楽しめた
おおおなもみ(大雄生籾)

幼いとき「ひっつき虫」と言って友達の背中に投げつけ遊んでいた記憶があるがまさか我が庭に生えていたとは驚きである
やぶらん(藪蘭)

グランドカバーに良いかななんて考えて抜かないでおいたら、もうどうしようもなく増えてしまった
たけにぐさ

背丈が大きく、竹のようにどんどん伸びていく
放って置くと2メートルにも成長してしまう
毒草なので大きくなったものを切るときは注意が必要
やまごぼう

茎は太くて高さ1.5m以上になり,紅紫色に染まる。
花序は総状で,赤みを帯びた白色の花が多数つき,果時には垂れ下がる。
実をつぶすと赤い汁が出てくる
一旦手につくとなかなか落ちないので厄介である
よもぎ(蓬)

春先、これを摘んでいれた蓬餅が大好き
もぐさの材料
お風呂に入れて浴用剤としても使える
小さな怪我には葉をよくもみ、青汁を塗ると良い
藪枯らし

その名のとおり、これが生えてしまうと周りの草を枯らしてしまうほどの勢いでつるが絡まって伸びていく
別名「貧乏かずら」という厭な名前を持っているのもうなずける
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